尾道造酢株式会社
先人から受け継いだ伝統の技法と、440余年前から受け継いできた酢酸菌。
尾道造酢はひたむきに、ていねいに、酢作りの歴史を紡いできました。尾道造酢の発酵方法は特許もとった特殊な方法で、職人が365日一日も休むことなく手をかけ、目をかけ、心をかけて、その味を守っています。
古くから港町として栄え、交易の中心であった尾道。
主産物となったのは、温暖な風土と良質の水が育んだ「お酢」でした。尾道造酢は、尾道を発祥として440余年にもわたる長い信頼の実績を築いて参りました。
遠くは北前船で北海道まで、江戸時代の昔から「お酢」を通した交易を行ってきたのです。
①温暖な気候、②良質の水、③全国に流通できた北前船。
この3つの理由が尾道のお酢発展の理由です。良質の水はお酢造りや酒造りには欠かせません。今でも尾道造酢の井戸水を使ってお豆腐造りをされている会社があるほど。
天然のミネラル豊富な水が温暖な気候と伝統技法に育まれ、尾道酢は発展してきました。
先人が残してくれた遺産を次の世代へ残していくことが私たちの使命。
環境や安全に配慮したもの造り、古い伝統や技術を大切にしながらも新しいお酢造りへも挑戦し続けていきます。