




Curry&Cafe Shibabe
――19年目を迎える、やさしいカレーの時間
備前市香登本にある 「Curry&Cafe Shibabe」。
今回お話を伺ったのは、オーナーの 柴部 泉さんです。
専業主婦だった柴部さんが、「何か新しいことを始めたい」と思い立ったのは50代半ばのころ。
「私でもできるかな」と考え、生まれ育ったこの地でカレー屋を開くことにしました。
それから19年。決して平坦な道のりではなく、思うようにいかない時期もありましたが、その都度、新しい挑戦を重ね、地域やお客さまに支えられながら今日まで続けてきました。
――19年目を迎える、やさしいカレーの時間
備前市香登本にある 「Curry&Cafe Shibabe」。
今回お話を伺ったのは、オーナーの 柴部 泉さんです。
専業主婦だった柴部さんが、「何か新しいことを始めたい」と思い立ったのは50代半ばのころ。
「私でもできるかな」と考え、生まれ育ったこの地でカレー屋を開くことにしました。
それから19年。決して平坦な道のりではなく、思うようにいかない時期もありましたが、その都度、新しい挑戦を重ね、地域やお客さまに支えられながら今日まで続けてきました。
カレーを味わうだけでなく、心までくつろげるのがShibabeの魅力です。
「ほっと一息つける時間を過ごしてほしい」という思いを込めて、料理やお店づくりに数々の工夫を重ねています。
そのこだわりを紹介します。
「ほっと一息つける時間を過ごしてほしい」という思いを込めて、料理やお店づくりに数々の工夫を重ねています。
そのこだわりを紹介します。

調理への想い
健康や地産地消を大切にしながら、日々の料理づくりに向き合っています。
水は「自然回帰水」と「πウォーター」、塩はフランス・ゲランド産。
お米は近所の農家の方に精米したお米を届けてもらっています。
カレーのとろみは小麦粉ではなく、ほとんどが野菜から。
野菜を形がなくなるまでじっくり煮込むことで、自然な甘みが引き出されます。
そのやさしい甘みが辛さをやわらげ、大人も子どもも安心して食べられるカレーになります。
健康や地産地消を大切にしながら、日々の料理づくりに向き合っています。
水は「自然回帰水」と「πウォーター」、塩はフランス・ゲランド産。
お米は近所の農家の方に精米したお米を届けてもらっています。
カレーのとろみは小麦粉ではなく、ほとんどが野菜から。
野菜を形がなくなるまでじっくり煮込むことで、自然な甘みが引き出されます。
そのやさしい甘みが辛さをやわらげ、大人も子どもも安心して食べられるカレーになります。


2種類のルー
カレーの味を決めるルーは、2種類を用意しています。
ひとつは、瀬戸内の海の幸をいかしたもの。
カニやエビから丁寧にとった出汁は、シーフードや野菜のカレーとよく合います。
もうひとつは、国産の牛すじと鶏ガラを煮込んで仕上げたもの。
コクと深みのある味わいで、ビーフカレーやヒレカツカレーにぴったりです。
野菜の甘みと出汁の旨みが重なり、ひと口目から豊かな味わいが広がります。
カレーの味を決めるルーは、2種類を用意しています。
ひとつは、瀬戸内の海の幸をいかしたもの。
カニやエビから丁寧にとった出汁は、シーフードや野菜のカレーとよく合います。
もうひとつは、国産の牛すじと鶏ガラを煮込んで仕上げたもの。
コクと深みのある味わいで、ビーフカレーやヒレカツカレーにぴったりです。
野菜の甘みと出汁の旨みが重なり、ひと口目から豊かな味わいが広がります。


多彩なメニュー
Shibabeのカレーは、定番からオリジナルまで幅広く楽しめます。
野菜やシーフードのカレーは素材の持ち味をいかしたやさしい味わい。
サーロインステーキカレーやヒレカツカレーは、食べごたえたっぷりで特別感があります。
さらに、備前カレーやチキンカレーといった独自のメニューも。
ここでしか味わえない一皿に出会えるのも、このお店の魅力です。
カレーだけではありません。
シチューやドリア、予約制のちらし寿司まで、家庭的であたたかい料理が並びます。
主婦のころから来客が多く、自然に料理を作っていたという柴部さんらしさが、メニューの幅広さにつながっているのかもしれません。
Shibabeのカレーは、定番からオリジナルまで幅広く楽しめます。
野菜やシーフードのカレーは素材の持ち味をいかしたやさしい味わい。
サーロインステーキカレーやヒレカツカレーは、食べごたえたっぷりで特別感があります。
さらに、備前カレーやチキンカレーといった独自のメニューも。
ここでしか味わえない一皿に出会えるのも、このお店の魅力です。
カレーだけではありません。
シチューやドリア、予約制のちらし寿司まで、家庭的であたたかい料理が並びます。
主婦のころから来客が多く、自然に料理を作っていたという柴部さんらしさが、メニューの幅広さにつながっているのかもしれません。


特別なレトルトカレー「クレオパトラカレー」
少し特別なレトルトカレーとして人気なのが「クレオパトラカレー」。
マスカットワインとマスカットジャムを加えた、華やかで上品な味わいです。
“美しく輝く女性のためのカレー”として名付けられ、パッケージも女性らしさを意識。
贈り物や、自分へのご褒美としても選ばれています。
三越伊勢丹のふるさと納税にとりあげられたり、【ANAのプロが選ぶ返礼品】のカレー部門で全国ベストテンに入った、ちょっと贅沢なカレーです。
少し特別なレトルトカレーとして人気なのが「クレオパトラカレー」。
マスカットワインとマスカットジャムを加えた、華やかで上品な味わいです。
“美しく輝く女性のためのカレー”として名付けられ、パッケージも女性らしさを意識。
贈り物や、自分へのご褒美としても選ばれています。
三越伊勢丹のふるさと納税にとりあげられたり、【ANAのプロが選ぶ返礼品】のカレー部門で全国ベストテンに入った、ちょっと贅沢なカレーです。


インテリア
店内は、小さな美術館のよう。
人間国宝の備前焼や文化勲章作家の絵画を展示し、訪れる人の目を楽しませています。
また、お正月やひな祭りには、柴部さんが長年集めた小物を飾り、季節感を大切に。 庭に咲いた花をテーブルに添えることで、自然のやさしさも感じられます。
店内は、小さな美術館のよう。
人間国宝の備前焼や文化勲章作家の絵画を展示し、訪れる人の目を楽しませています。
また、お正月やひな祭りには、柴部さんが長年集めた小物を飾り、季節感を大切に。 庭に咲いた花をテーブルに添えることで、自然のやさしさも感じられます。


器
本当は備前焼で提供したかったと話す柴部さん。
しかしカレーと色が近く、料理が映えにくいことから、見た目を引き立てる器を選びました。
ただし唯一、「備前カレー」だけは備前焼の器で提供しています。
土地の魅力をそっと感じられる工夫です。
本当は備前焼で提供したかったと話す柴部さん。
しかしカレーと色が近く、料理が映えにくいことから、見た目を引き立てる器を選びました。
ただし唯一、「備前カレー」だけは備前焼の器で提供しています。
土地の魅力をそっと感じられる工夫です。

イベント
Shibabeは、食事を楽しむだけではなく、ゆったりと人が集い、心を休められる場でもあります。
店内ではジャズコンサートが開かれ、カレーを味わったあとにコーヒーを片手に音楽を聴く――。 そんな、ちょっと特別であたたかな時間を過ごせます。
Shibabeは、食事を楽しむだけではなく、ゆったりと人が集い、心を休められる場でもあります。
店内ではジャズコンサートが開かれ、カレーを味わったあとにコーヒーを片手に音楽を聴く――。 そんな、ちょっと特別であたたかな時間を過ごせます。

これからも感謝とともに
取材の終わりに、柴部さんは静かにこう話してくださいました。
「いつもお客様に感謝しています。 地域やいろいろな方のおかげで、ここまでやってこられました。
これからも感謝の気持ちを忘れずに続けていきたいです。」
その言葉の通り、お店には柴部さんやスタッフの笑顔があふれています。
落ち着いた空気に包まれ、ここにいると自然と心がやわらぐのを感じました。
「また来たい」と思わせてくれるのは、料理の美味しさだけではなく、ここに流れるあたたかさのおかげかもしれません。
備前の小さなカレー屋から生まれる物語は、これからも多くの人の心をやさしく照らしていくはずです。
取材の終わりに、柴部さんは静かにこう話してくださいました。
「いつもお客様に感謝しています。 地域やいろいろな方のおかげで、ここまでやってこられました。
これからも感謝の気持ちを忘れずに続けていきたいです。」
その言葉の通り、お店には柴部さんやスタッフの笑顔があふれています。
落ち着いた空気に包まれ、ここにいると自然と心がやわらぐのを感じました。
「また来たい」と思わせてくれるのは、料理の美味しさだけではなく、ここに流れるあたたかさのおかげかもしれません。
備前の小さなカレー屋から生まれる物語は、これからも多くの人の心をやさしく照らしていくはずです。