ゴトトンゴトトン・・のどかな音を響かせて岡山発の日本一短い路面電車がいく。
東山行路線でMOMO号に乗るはずだったのが、運行の都合により普通の電車になる。「ほら、あの信号を見て。路面電車だけが使う信号ですよ」
ほんとだ、普通の信号の横に見たことのない電車専用の合図表示がある。
写真を撮ろうとしてあっという間に消えたけど、かたかなで書かれた「デ」の標示がかわいい!
あっ、川を渡って左側橋の向こうに烏城(うじょう)と呼ばれる黒い岡山城が小さく見える。
ほんの18分ほどで終点のミュージアム前に到着。
なんとおかでん本社前にはすべての路面電車が集結している。
チャギントンもいる!
でもあまりにぴったりギューギューに並んでいるので、写真を撮るのも絵を描くのも難しいほど。
東山行路線でMOMO号に乗るはずだったのが、運行の都合により普通の電車になる。「ほら、あの信号を見て。路面電車だけが使う信号ですよ」
ほんとだ、普通の信号の横に見たことのない電車専用の合図表示がある。
写真を撮ろうとしてあっという間に消えたけど、かたかなで書かれた「デ」の標示がかわいい!
あっ、川を渡って左側橋の向こうに烏城(うじょう)と呼ばれる黒い岡山城が小さく見える。
ほんの18分ほどで終点のミュージアム前に到着。
なんとおかでん本社前にはすべての路面電車が集結している。
チャギントンもいる!
でもあまりにぴったりギューギューに並んでいるので、写真を撮るのも絵を描くのも難しいほど。
− ミュージアムの前にはたまでん車両とたまバスが並んでいた −
初代のKUROの車内は座席もあめ色の木製。
吊り革も木と本物の革が使われている。
烏城仕様KURO車体には岡山城ゆかりの3武将の紋章が黒地に金で鮮やかに入り、印象的でかっこいい。
島型に兜文字は宇喜多秀家。違い鎌の小早川秀家。その名も備前蝶は池田輝政。
吊り革も木と本物の革が使われている。
烏城仕様KURO車体には岡山城ゆかりの3武将の紋章が黒地に金で鮮やかに入り、印象的でかっこいい。
島型に兜文字は宇喜多秀家。違い鎌の小早川秀家。その名も備前蝶は池田輝政。
車内は高さの違う椅子がいろいろな方向を向いている。
コミュニケーションを図りやすくという水戸岡さんの信念で、少し出っ張った木の座面には混んでいるときなど、ちょんとお尻を乗っけることができる。
机のほかにもワインを置くための台なども設えられ、車内でちょっとしたパーティも開けるという。
路面電車でパーティやってみたい!
それをこども仕様にしたのがチャギントンの車内。
床は寄せ木細工で、靴を脱いで上がるようになっている。
座席の背面も座面も色彩が踊るようなフカフカクッション。
降車ブザーは愉快にカーブしている。
床に埋められた画面にはアニメが流れ、案内のお姉さんが一緒に踊ってくれるんですって。
ホントにこれ、路面電車なの?
チャギントンの顔もまさにアニメに出てくるそのまんまで、ここまでそっくりの電車が動いているのは日本でこの1台だけ。
私の孫の太一は3歳から6歳くらいまでチャギントンにはまり、うちには録画したビデオがたくさんある。
だから私はつるの剛士さんが踊るじゃんけんトレインも踊れるよ・・ナンテね。
コミュニケーションを図りやすくという水戸岡さんの信念で、少し出っ張った木の座面には混んでいるときなど、ちょんとお尻を乗っけることができる。
机のほかにもワインを置くための台なども設えられ、車内でちょっとしたパーティも開けるという。
路面電車でパーティやってみたい!
それをこども仕様にしたのがチャギントンの車内。
床は寄せ木細工で、靴を脱いで上がるようになっている。
座席の背面も座面も色彩が踊るようなフカフカクッション。
降車ブザーは愉快にカーブしている。
床に埋められた画面にはアニメが流れ、案内のお姉さんが一緒に踊ってくれるんですって。
ホントにこれ、路面電車なの?
チャギントンの顔もまさにアニメに出てくるそのまんまで、ここまでそっくりの電車が動いているのは日本でこの1台だけ。
私の孫の太一は3歳から6歳くらいまでチャギントンにはまり、うちには録画したビデオがたくさんある。
だから私はつるの剛士さんが踊るじゃんけんトレインも踊れるよ・・ナンテね。
©チャギントン
− おかでんチャギントンの車内は思わずスケッチしたくなる −
− おかでんチャギントンの車内はこども仕様!こんな部屋あったらいいな −
すぐそばのおかでんチャギントンミュージアムに案内してくれるのは、館長代理のSUNたまたま。
そうか、SUNたまたまちゃんは貴志駅じゃなくて岡山勤務だったのね。
晴れの国岡山にしては珍しく寒いせいか、館長代理は機嫌が悪く、かわいい顔に似合わぬ悪声で道中お天気のことをぐちりっぱなし。
あったかいミュージアムには取材の方々も待っていて、機嫌を直したSUNたまたまちゃん。
柳色とでもいうのかしら?初夏の柳の葉色を思わせる美しい瞳。
しなしなと柔らかい体はステキな抱き心地。うちの猫たちよりずっと軽い。
口元のオレンジ色もキュート!
いかにもおんなの子なSUNたまたまちゃんなのに、初めはおとこの子と思われていたらしい。
それゆえか、赤い名札にはSUNたま²と記されている。
取材の人たちの見守る中、機嫌よく活発に動き回るSUNたまたまちゃんに、絵描きはいささか苦労した。
動いている猫描くのってムズカシイのよ。
そうか、SUNたまたまちゃんは貴志駅じゃなくて岡山勤務だったのね。
晴れの国岡山にしては珍しく寒いせいか、館長代理は機嫌が悪く、かわいい顔に似合わぬ悪声で道中お天気のことをぐちりっぱなし。
あったかいミュージアムには取材の方々も待っていて、機嫌を直したSUNたまたまちゃん。
柳色とでもいうのかしら?初夏の柳の葉色を思わせる美しい瞳。
しなしなと柔らかい体はステキな抱き心地。うちの猫たちよりずっと軽い。
口元のオレンジ色もキュート!
いかにもおんなの子なSUNたまたまちゃんなのに、初めはおとこの子と思われていたらしい。
それゆえか、赤い名札にはSUNたま²と記されている。
取材の人たちの見守る中、機嫌よく活発に動き回るSUNたまたまちゃんに、絵描きはいささか苦労した。
動いている猫描くのってムズカシイのよ。
− いつも上機嫌役職付きのSUNたまたま −
− ちょっとすましたSUNたまたま −
− SUNたまたまと −
ミュージアムにはもう一匹の猫社員美宇(ミュー)がいる。
三毛ではない猫が社員に抜擢されたのは、仔猫だったころ社員に拾われ事務所に居候していたところ、あまりの可愛さに人気ものとなり、館内にて、お客様をお迎えする正式の辞令も下って、専用個室をあてがわれ、晴れて館員となったミュー。
今日のご機嫌は芳しくないようだが、耳を伏せじっとこちらをにらんでいるので、モデルとしてはとてもナイス!
居候が出世したとは思えない貫録だ。
三毛ではない猫が社員に抜擢されたのは、仔猫だったころ社員に拾われ事務所に居候していたところ、あまりの可愛さに人気ものとなり、館内にて、お客様をお迎えする正式の辞令も下って、専用個室をあてがわれ、晴れて館員となったミュー。
今日のご機嫌は芳しくないようだが、耳を伏せじっとこちらをにらんでいるので、モデルとしてはとてもナイス!
居候が出世したとは思えない貫録だ。
− 居候でも立派な館員のミュー −
ミュージアム二階は大きなチャギントンルーム。
プラレールの模型を走らせたり、ナビゲーターの衣装に着替えたりもできる。
昔の太一を連れて行ったら、きっと大喜びだったろうな。
プラレールの模型を走らせたり、ナビゲーターの衣装に着替えたりもできる。
昔の太一を連れて行ったら、きっと大喜びだったろうな。
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作家プロフィール
池田あきこ
東京、吉祥寺生まれ。
1976年、革工房わちふぃーるど設立。
1983年、初の直営店を自由が丘にオープン。ショップのシンボルマークとして『猫のダヤン』が誕生した。
1987年より不思議な国わちふぃーるどを舞台に絵本を描き始め、画集、長編物語、旅のスケッチ紀行など多方面に作品を発表。著書は130タイトルを超える。
1999年、初の原画展全国ロードを開始。
2010年から「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトで、動物たちに安全な森をプレゼントする活動を続けている。
2018年、立体的に世界を楽しむ「猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展」を松屋銀座を皮切りに全国ロード開催。河口湖木ノ花美術館にて常設展開催中。
2023年6月28日より猫のダヤン40周年記念展『池田あきこ原画展ーダヤンの不思議な旅』を銀座松屋で開催。
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