



戦国武将、真田幸村・昌幸親子が考案したと言われる『真田紐』。武士が刀を腰に下げたり、茶器の箱にかけたり、幅広く使われてきました。強く、美しい伝統的な真田紐を、倉敷市児島の地から織り繋ぐ「坂本織物有限会社」山下さんに、真田紐の魅力とこれからの展開についてお話を伺いました。


真田紐の特徴について教えてください。
真田紐の最大の特徴はいわゆる組紐ではなく、糸を織って作る「織紐」であるという点です。細い糸を一本一本、思いを込めて縦糸と横糸を紡ぎ、一つの紐を織っていきます。糸の特徴によって縦糸が上手くとれなかったり、織機にうまくかからなかったり。繊細で技術の必要な作業を辛抱強く続けてようやく一本の紐になります。非常に伸びにくく丈夫なので、重いものを吊り下げたり、しっかりと物を縛ることに使われます。豊富な柄や色、艶、風合いとも、独特で美しく、現代の生活にも取り入れやすくなっています。
真田紐の最大の特徴はいわゆる組紐ではなく、糸を織って作る「織紐」であるという点です。細い糸を一本一本、思いを込めて縦糸と横糸を紡ぎ、一つの紐を織っていきます。糸の特徴によって縦糸が上手くとれなかったり、織機にうまくかからなかったり。繊細で技術の必要な作業を辛抱強く続けてようやく一本の紐になります。非常に伸びにくく丈夫なので、重いものを吊り下げたり、しっかりと物を縛ることに使われます。豊富な柄や色、艶、風合いとも、独特で美しく、現代の生活にも取り入れやすくなっています。
なぜ児島で真田紐が作られているのでしょうか?
かつて島だった児島は、海を干拓した土地で塩分が多く含まれているため作物が育ちませんでした。そのため、塩分の多い土地でも育つ、綿花の栽培が盛んとなり、繊維産業が発展しました。その古くから栽培されている綿花を使って、真田紐が作られています。現在では、デニムや学生服といった全国的にも有名な特産品とともに「せんいのまち児島」としてその歴史が受け継がれています。
かつて島だった児島は、海を干拓した土地で塩分が多く含まれているため作物が育ちませんでした。そのため、塩分の多い土地でも育つ、綿花の栽培が盛んとなり、繊維産業が発展しました。その古くから栽培されている綿花を使って、真田紐が作られています。現在では、デニムや学生服といった全国的にも有名な特産品とともに「せんいのまち児島」としてその歴史が受け継がれています。


どのような真田紐の製品があるのですか?
真田紐は昔から、刀の下げ緒や桐箱を留める紐として使われていました。その伝統を大切にしつつ、坂本織物ではアクセサリーやキーホルダー、靴紐やスマホショルダーといった、現代の生活に溶け込むような商品を開発しています。紐だけの用途ではなく、ファッションとして気分に応じて服を着替えるように楽しんでいただきたいです。市役所や会社などで真田紐のネックストラップをかけている方を見るととても嬉しいです!
真田紐は昔から、刀の下げ緒や桐箱を留める紐として使われていました。その伝統を大切にしつつ、坂本織物ではアクセサリーやキーホルダー、靴紐やスマホショルダーといった、現代の生活に溶け込むような商品を開発しています。紐だけの用途ではなく、ファッションとして気分に応じて服を着替えるように楽しんでいただきたいです。市役所や会社などで真田紐のネックストラップをかけている方を見るととても嬉しいです!
今後どのような商品を作っていきたいですか?
真田紐を身近に感じてもらい、喜んでもらえるような商品を作っていきたいです。伝統を大切に、いまの時代にあった色の組み合わせで、個性として若い方が使っていただけると嬉しく思います。贈り物として、「児島のお土産なら真田紐!」と昔のように言ってもらえるような特産品にしていきたいですね。
真田紐を身近に感じてもらい、喜んでもらえるような商品を作っていきたいです。伝統を大切に、いまの時代にあった色の組み合わせで、個性として若い方が使っていただけると嬉しく思います。贈り物として、「児島のお土産なら真田紐!」と昔のように言ってもらえるような特産品にしていきたいですね。


坂本織物ではワークショップも開催しています。真田紐を使ってキーホルダーやコースター作りを体験することができます。国内外からの観光客の皆様に人気で、楽しんでいただいています。
より多くのお客様に、実際に真田紐に触れていただきたいです。
【ワークショップ】要予約 日曜定休キーホルダーやコースターづくりなど 費用:800円~
より多くのお客様に、実際に真田紐に触れていただきたいです。
【ワークショップ】要予約 日曜定休キーホルダーやコースターづくりなど 費用:800円~