螺旋階段で登っていく千光寺公園頂上に新しくできた展望台PEAKからの眺めはすごい!
63mという長いデッキでは千人くらい(オーバー?)が同時に海の光景が眺められる。
63mという長いデッキでは千人くらい(オーバー?)が同時に海の光景が眺められる。
雲行きは妖しいけれど、展望台ではちょっと晴れた
右手には尾道水道を望み、左手には尾道大橋から続くしまなみ海道が見える。
山の多い尾道と向島に挟まれた尾道水道は海なのにまるで川みたい。
この狭小な尾道水道のおかげで海軍の要所として尾道は栄えてきた。
尾道は平坦な土地が少なく、寺社や家々が山肌に貼りつくように密集しているのが上から見るとよくわかる。
右手には尾道水道を望み、左手には尾道大橋から続くしまなみ海道が見える。
山の多い尾道と向島に挟まれた尾道水道は海なのにまるで川みたい。
この狭小な尾道水道のおかげで海軍の要所として尾道は栄えてきた。
尾道は平坦な土地が少なく、寺社や家々が山肌に貼りつくように密集しているのが上から見るとよくわかる。
尾道水道は海なのに川みたい
尾道の山には西の京といわれるくらい寺社が多い。
尾道の港は狭い水路を挟んで対岸に向島があるから天然の良港。
瀬戸内の塩などを北前船で東北や北陸に送る交易が盛んだったころ、儲けた豪商は寺院を建立。その後鉄道が敷かれると、平野や山麓に移転民家が立ち並び、別荘なども建てられた。 尾道が往時のような活気を無くし、時代とともにスポンサーを失った寺院は境内を切り売りせざるを得なかったのだ。
商人たちの海辺の街と迷路のような山の手。
寺社と民家が混在して、尾道の坂と路地は迷宮のようにドラマチック!
そんなディープな魅力にひかれてたくさんの文学や映画の名作もうまれた。
尾道の山には西の京といわれるくらい寺社が多い。
尾道の港は狭い水路を挟んで対岸に向島があるから天然の良港。
瀬戸内の塩などを北前船で東北や北陸に送る交易が盛んだったころ、儲けた豪商は寺院を建立。その後鉄道が敷かれると、平野や山麓に移転民家が立ち並び、別荘なども建てられた。 尾道が往時のような活気を無くし、時代とともにスポンサーを失った寺院は境内を切り売りせざるを得なかったのだ。
商人たちの海辺の街と迷路のような山の手。
寺社と民家が混在して、尾道の坂と路地は迷宮のようにドラマチック!
そんなディープな魅力にひかれてたくさんの文学や映画の名作もうまれた。
以前訪れた時には一句読んでみた
尾道には井戸も多い
千光寺公園から降りてくる迷宮のような坂道のひとつが猫の細道と呼ばれている。
そう、尾道といえば猫。
もう20年以上前に来たときは、猫の細道を降りてくると福猫石が賑やかに呼びかけてきて、その赤がとっても華やかだった。
久しぶりに通る猫の細道、福猫石はちょっと雨ざらしで色もさめているような。
千光寺公園から降りてくる迷宮のような坂道のひとつが猫の細道と呼ばれている。
そう、尾道といえば猫。
もう20年以上前に来たときは、猫の細道を降りてくると福猫石が賑やかに呼びかけてきて、その赤がとっても華やかだった。
久しぶりに通る猫の細道、福猫石はちょっと雨ざらしで色もさめているような。
福猫石を三回なでると福を呼ぶんですって
気になって調べてみたら、福猫石は園山春二さんという方が丸い石に手描きで描いているそう。昔行った招き猫博物館も園山さんがやられているようで、尾道を猫の街として有名にしたきっかけとなったとある。同姓同名だけど、ギャートルズの園山俊二さんではない。
気になって調べてみたら、福猫石は園山春二さんという方が丸い石に手描きで描いているそう。昔行った招き猫博物館も園山さんがやられているようで、尾道を猫の街として有名にしたきっかけとなったとある。同姓同名だけど、ギャートルズの園山俊二さんではない。
2000年に招き猫美術館を訪れた時のスケッチ
今回は雨だったせいもあって、あまり猫の姿は見られず残念。
代わりにというわけではないが、電車沿いの小道にあるかわいいお店hibicoffeeで頂いたのがクッキーアイスサンド。美味しかった~!
今回は雨だったせいもあって、あまり猫の姿は見られず残念。
代わりにというわけではないが、電車沿いの小道にあるかわいいお店hibicoffeeで頂いたのがクッキーアイスサンド。美味しかった~!
ぶちゃ猫クッキーかわいいゾ!
美味しそうなスイーツがいっぱい
雨に煙る艮神社の大きなクスノキがほんとに素敵で、傘を差しながら夢中で描いて、hibiのお姉さんの話にあった猫も登場させてみた。お姉さんによるとやっぱり尾道の猫の数は減っているようだ。
雨に煙る艮神社の大きなクスノキがほんとに素敵で、傘を差しながら夢中で描いて、hibiのお姉さんの話にあった猫も登場させてみた。お姉さんによるとやっぱり尾道の猫の数は減っているようだ。
樹齢900年。圧倒的生命力
旅の締めくくりには、一度食べてみたいと思っていた尾道ラーメンを食べることができた。
尾道駅ビルにある“尾道ラーメンたに”こってりしすぎず、深い味わいで大満足。
旅の締めくくりには、一度食べてみたいと思っていた尾道ラーメンを食べることができた。
尾道駅ビルにある“尾道ラーメンたに”こってりしすぎず、深い味わいで大満足。
締めはやっぱりラーメンだ
バックナンバーはこちら
作家プロフィール
池田あきこ
東京、吉祥寺生まれ。
1976年、革工房わちふぃーるど設立。
1983年、初の直営店を自由が丘にオープン。ショップのシンボルマークとして『猫のダヤン』が誕生した。
1987年より不思議な国わちふぃーるどを舞台に絵本を描き始め、画集、長編物語、旅のスケッチ紀行など多方面に作品を発表。著書は130タイトルを超える。
1999年、初の原画展全国ロードを開始。
2010年から「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトで、動物たちに安全な森をプレゼントする活動を続けている。
2018年、立体的に世界を楽しむ「猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展」を松屋銀座を皮切りに全国ロード開催。河口湖木ノ花美術館にて常設展開催中。
2023年6月28日より猫のダヤン40周年記念展『池田あきこ原画展ーダヤンの不思議な旅』を銀座松屋で開催。
© Wachifield Licensing Inc. All rights reserved.